猫の裏事情
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2008年
10月23日
にゃん太郎車(320TE W124)のシートを何とかしよう!


ご存じのように、にゃん太郎車の走行距離は25万キロを超えている。

何がここまでこの車に執着させるのかは分からないが、とにかくこの車は

にゃん太郎にとっては相棒のような存在だ。

以前、4万キロそこそこの心臓(エンジン)に心臓移植もした。

献体していただいた個体からは他にもデフ・ドライブシャフトなど

駆動系はミッション以外、移植がされたわけだ。

サスペンションに至っては全て新品でアーム類・ブッシュも全て

新品に変えてある。

ところが、にゃん太郎の体を支え続けているシートは???

う〜ん、へたっている。

シートのオーバーホールも仕事柄、簡単なことだ。

張り替えるのも良いだろう。

純正シートよりもかなりグレードの高い革で張り替えることも可能だ。

ただ、この相棒は実用車であることに変わりはない。

最高の相棒であり続けるためのメンテナンスだ。

それと、にゃん太郎にとってこの車はW124の基準だから

この車が基準になって善し悪しを判断できるわけ。

だから、ノーマルのままでよいと思うし、完全に整備された

ノーマル車両である必要もある

そこで、一年ほど前から、にゃん太郎が探していた物があった。

93年式以前の紺革、電動シートでシートヒーター付きだ!

しかも、右ハンドル車のシートだ。

当然ながら右ハンドルの左側は使用頻度が少ない。

当然、程度がよいわけだ。

偶然、まるっきり同じ車の右ハンドル車の部品が手に入った。

しかも、シート全部!

前後左右+サードシートだ

今日、到着して早速、検品と取り付けに入る。

検品後に大まかな作戦がW氏とにゃん太郎の作戦会議が

倉庫の片隅で行われ、決定された。

左側シートは到着したシートにそっくり交換!

ただし、ヘッドレストはにゃん太郎車についていた物を使用。

これは、当時の純正ヘッドレストカバーを付けて使用していたため

元々付けていた物は汚れが少ない。

右側シートは元々ついていた物の方が痛みが少ない。

助手席の使用頻度を考えると当然だ。
ただし、今回到着したシートにはシートヒーター機能がついている。

これは捨てがたい!

それと、元々ついていた物はヘッドレストの電動で上下する機能が壊れていた。

そこで、元々ついていたシートをベースに今回到着したシートのシートヒーターユニットとヘッドレストモーターを移植する。

今日の所は検品のみで右シートに手を付けることはしなかった。

パーツ部隊でシートヒーター機能に関するパーツの洗い出しをしているので、そのパーツが届いた段階で移植と組付けを行う予定だ。

シートヒーター付き車はセンターコンソールから別のハーネスが左右のシートに向かってのびている。

センターコンソール全部にシートヒータースイッチがつく。

どうせだからセンターコンソールのウッドパネルもひびが入ってきたので交換する良い機会だろう。

みやちゃん車にシートヒーターがついていて、乗ると気持ちよい!

奥方のC36にもついているし・・・・会長の500Eにも当然ながらついているシートヒーター!!!!

悔しかった!!!!

今回、奥方のC36よりも非力な相棒にもシートヒーターくらいは付けたいものだ!!!!

そうそう、忘れられているリヤシートとサードシートはスペアとして保管しておこう。
帰宅の際、2週間ぶりににゃん太郎車で帰ろうとしたら

ヘッドライトが点灯しない!!!

調べても不可解なことだらけだ!

HIDのバラストに来ているケーブルが両方ともプラス(+)に!

こうなったらケーブルを順番に追いかける。

ヘッドライト用の追加リレーが・・・・・

すごい勢いで腐っている。

夜になってハーネスを作ることになるとは・・・・

30Aの防水リレーがあったので作った。

帰路、シートのフィーリングを堪能したにゃん太郎であった。